「シナリオ事前告知」の効用。

更新情報に絡めて、まずはアリアンロッド【紫色の星々】第7回セッション「Fact or Fiction」から。


この回に限らず、うちのセッションでは「今回予告やセッション進行の概要」についてGMが数日〜数週間前にメールで告知するのが主流になりつつあります。特にワンオフでは、キャラメイク前の段階でシナリオ概要やテーマを明示し、それらがPCの設定やプレイ方針にも反映される形になっています。
コンベンションなど、不特定のメンバーでセッションを行う場合は仕方ないですが、それ以外で準備期間を多めに取れる場合は、できるだけ早くGMの意図やイメージをPLに伝えておいた方が良いと思います。ぶっつけ本番で始めるよりも各自が話の進め方をイメージして練りやすいし、事前にPL側から意見や要望を出してGMに取り入れてもらうことも可能になるからです*1
先に大まかな展開をバラしたところで、あからさまに萎えたり縛られたりするわけじゃありません。むしろプレイヤーの自由度は上がり、様々な伏線やネタを仕込んで能動的に話を動かせるようになる……と、自分は確信します。サプライズ的な要素すべてを否定するわけじゃないけどね。


「PCによる設定追加・改変やストーリーへの介入」と「GMの既定事項やブラックボックス要素」をどう組み合わせるかについては、セッション内で毎回試行錯誤してますが……具体的な話は、いずれまた。

*1:「困ったちゃん的なPC設定やアイデアに対処しやすい」という後ろ向きなメリットもありますが、それはまた別の話。