視線の違い(4)

前回のエントリストーリーテリング重視の卓で「理想の展開」が食い違った場合、どう収拾すべきか?)が問題提起レベルに止まり、具体策には殆ど触れてなかったので、少しだけ話を発展させてみます。

  1. セッションを破綻させるようなイメージのズレを予防するため、事前に周到な準備・意見調整を行う
  2. ズレや対立が顕在化した時点で、徹底的に話し合う

手段で言えば「GMがPLを誘導するか当事者間で話し合うか」、時期で言えば「意見の食い違いが出る前か後か」。
最近の自分が使った手段としては、

  • 各フェイズにサブタイトルを付けることでシーンイメージを喚起し、PLにテーマ意識を共有してもらう
  • シナリオ展開上のポイントやキーワード・ヒント等を事前にぶっちゃける
  • PC間で意見の食い違いや対立が生じそうな(or生じた)局面には、「敗者」ないし「折れた」側にも何らかのメリットや満足感が生まれるように配慮する*1

……等があるけれど、困った時はPL同士「ぶっちゃけ」で話し合うのが今のところ最善策みたいです。興醒めを嫌うPLもいるので万能ではないと思いますが*2
繰り返しますが自分も模索中なので(笑)、妙案や経験則をご存知の方はぜひ教えて下さい。よろしくお願いしますー。

*1:例えば「復讐者」と「仇敵の肉親」という対立シチュエーションの場合、前者が復讐を断念してもカタルシスが得られるよう「倒すべき真の敵」を用意する等

*2:オンセならチャンネルを分けて討論するケースも多いですね