予告と自作ハンドアウト付きで「アイーノの悲劇」を遊んでみたよ。

11日は『ローズ・トゥ・ロード』のオンセでした。
今まで培ってきたテクニックの集大成とも言える充実したドラマ作りやロールプレイが繰り広げられた末に、うっかりガードレールを突き破ってバッドエンド突入(笑)。勿体無いので時間を巻き戻して続行……という、貴重な経験になりました。
日を改めて後編をやることになったので、まだ顛末は伏せておきますが……バッドエンドの原因分析も含めて得られたノウハウは多く、シナリオ途中からのリトライで「敗因」を踏まえて話を組み立て直すのも面白かったです(『かまいたちの夜』等のノベルゲームを遊ぶ感覚に近い、というか。)


さてさて。今回のセッションには、原作にない「はじめ語り」(≒今回予告)とハンドアウトが導入されました。
予告は説明不要として、ハンドアウトの方は少々変則的です。PC1だけGMからシナリオに即した詳細指定が入り、それ以外のPCは「PC1に関わって自発的にストーリーへ参加できる立場であれば、原則自由」(自作ハンドアウト)という形式。
この御陰でセッション開始前にPC同士の密接な人間関係が生まれ、起承転結や伏線を意識した濃密なドラマが展開されることに。


オンセログはセッション完結後に公開する予定ですが、ひとまずPC作成用の資料とそれによって生まれた設定を並べておきます。


↓はじめ語りとハンドアウト※公式シナリオにつきネタバレ注意!!
http://nozomism.hp.infoseek.co.jp/RtoL/handout.txt
メル(PC1、ストラディウム軍人) http://nozomism.hp.infoseek.co.jp/RtoL/mel.txt
クローディア(PC2、メルの副官) http://nozomism.hp.infoseek.co.jp/RtoL/Clordia.txt
ナガル(PC3、メルの友人にしてタトゥーノ・メノン) http://nozomism.hp.infoseek.co.jp/RtoL/Nagar.txt


シナリオに書かれていないストーリーラインをPLが自発的に生み出しているのは、一目瞭然ですね♪
ただし、ローズへの予告&ハンドアウト導入は無条件にオススメできるものではありません。実際、この試み自体がバッドエンド到達の一因だったりするので*1。種明かしはログ掲載時に……ということで、お楽しみに!(笑)

*1:理由と対策は解析済みなので、案外楽観的です。