フルアドリブにも程がある!(3)

うわあ、書きたいことが雪ダルマ式に溜まっていくナリ……。(挨拶)
紫星#7とオゼロン#8の話も色々と書きたくてウズウズしてるんですが、オンセログをアップしないことには始まらないし。


さてさて。
このシリーズ(?)、表題だけ見れば「アドリブで無茶しすぎて破綻した失敗談」みたいに見えますが、実際は違います。2つの意味で。


端的に言えば、
「アドリブ全開でセッションを回すことは十分可能」
「ただし、ゼロから全てを生み出すよりは、押さえるべきポイントを事前に確認しておいた方が大きな効果をもたらす」
……この2点に要約されます。


GM/PL全員が半ばトランス状態でアドリブ劇中劇を展開した紫星#7といい、PL全員がGM化したオゼロン#5といい、実は「シナリオのキーポイント」や「PLに意識して演じてほしい要素」は、今回予告以外にもGMが念入りに事前説明していたんですよね。
アクロバティックなセッションであればあるほど、開始前にある程度の共通認識を組み立てておいたほうがいい。逆に言うと、全PLが「そのセッションの意義や目的」をキッチリ把握してさえいれば、どんなにアドリブを連発してもセッションは面白おかしく回るのではないか?と思います。


いつも言ってることだけど、所謂「ぶっちゃけ」や「ストーリーラインの事前提示」は決してPLを縛りつけ自由度を奪うものではないと思います。むしろ「何をしてもいいけれど、何をすればいいのかアヤフヤ」という状態よりは断然自由なんじゃないでしょうか。