ルールを知らずにリプレイを読み解いてみるテスト。
先日購入した『アルシャードffリプレイ オーディンの槍』を読了しました。
以下、感想を箇条書きに。
- 正直、無性にアルシャードが遊びたくなった。
- 色んな意味でおいしいところの集大成なシステムだと思う。”北欧神話+ファイナルファンタジー”な世界観、『ブレカナ』(奇跡→加護)や『ダブルクロス』(リザレクト→ブレイク)のギミック流用など、非常に魅力的。
- DXのリザレクトといいアルシャードのブレイクといい、「PCが甘んじてダメージを受け、ピンチから反撃に転じる」のを演出するルールは素晴らしい*1。リプでの使われ方も絵になっていて感嘆。
- 一方、加護は強力すぎて戦闘に占めるウェイトが高すぎるような。「スルトの剣」ボス戦は、RPGの戦闘というよりM:tGのパーミッションデッキ同士の対戦を見てるような感じだった
- 「きくたけは何のゲームをやっても同じリプになる」というけど、そうかなあ? ルールの癖を見抜いてドラマに反映させるのが抜群に上手いGMだと思う。……でもデザイナー本人がPLとして参加してるセッションで、あんな大胆に俺設定で世界を改変する度胸は凄すぎるけど。
- 鈴吹社長の洞察力は異常。シーンの意図や人物配置・その役割を的確に先読みして各PCの離合集散をスムーズに根回しする手腕は、化け物じみてると思う
- シドの天プレイはお笑いに徹してる感じで、やや物足りなかった。ダブルクロスの薔薇みたいな冴えたショートカットを期待してたので。
- ヴァルキリーのヴァイオレット、世が世なら『ネギま!』の絡繰茶々丸か『Fate/Stay Night』のセイバーみたいな萌えキャラになってたんだろなあ……。2話目の豹変は、正直すべりすぎ
- キサラかわいいよキサラ。特に柊蓮司召喚時のアレ(笑)。主人公とヒロインのロールプレイは両立できると知って、心強い思い。
- ……もしかしたらアルシャードで「ウィザードリィZ*2」が再現できるかも?とか思ってみたり。