長い前置き

2chアリアンロッドスレを読んでるといつも疑問に思うんですが、このゲームっていつもいつもヘヴィプレイヤーが重箱の隅をつつきあって延々戦闘ルール談義や最強論議に明け暮れるような代物なんでしょうか? ダンジョンアタックと戦闘にしか魅力がない偏ったゲームなんでしょうか?

で……巷のオンセサイトやリプレイ掲載サイトを覗いてみると、一桁レベルでソードワールドみたいに和気藹々と遊んでいる人たちも多いようです。
どうやら「基本ルールブックだけ購入して気軽に遊んでいるプレイヤー層」と「上級ルルブやサプリを揃えて高レベルでゴリゴリ遊び倒してるマニア」の両極端に分かれているようなんですよね、アリアンロッドの遊び手は。
上級職はスキル全般が壊れ気味だったり、上級職への転職を視野に入れてキャラを作成すると「使える」パターンが極度に狭まってしまったりと微妙なので、無理してレベルを突き詰めるよりは一桁レベルでじっくり遊んだほうが面白いかも、と思えてしまうのです。

そういう立場から見れば、今のアリアンに必要なのは全般的なエネミーデータの充実。特に3〜6レベル辺りの冒険者パーティーと渡り合える敵がもっと欲しいな、と感じます。
「一桁レベルのほうが面白い」とはいっても、1〜2レベルのキャラは出来ることが極端に限られている……というか基礎能力を揃えるのに手一杯なので、GMも駆け足でレベルアップさせてしまうことが多く、基本ルルブの中で比較的多めに設定されている3レベル以下の雑魚エネミーには大して出番がなかったりするんですよね。
でもって5レベルを超えると今度はPCが強くなりすぎ、基本ルルブに載っている敵の大半は余裕で倒せてしまうわけで。
(個人的には、3〜4レベルが強すぎず弱すぎず趣味に走る余裕もあって、ワンオフやショートキャンペーンに最適だと思います。自分がGMをやる時は、3〜4レベルで作成してもらって始めるケースが圧倒的に多いです)
とりあえずは冒険者タイプのエネミー(サンプルキャラからのコンバート)や自作で凌いでますが、公式にもD&Dのモンスターマニュアルみたく敵やアイテムのデータだけでサプリを1冊ずつ出すくらいの頑張りを期待したいところです。せっかく投稿も常時受け付けてるんだし。