今頃『マッハ!!!!!!!!』にハマりました。

ここ最近は更新サボってレンタルDVDや漫画に走ってたんですが……ムエタイ映画『マッハ!!!!!!!!』が超凄くて鼻血吹きました。
トニー・ジャーの生身アクションも筆舌に尽くしがたいけど、やはり特筆すべきは思い切りが良すぎるストーリー構成と主人公のキャラ造形。何せ、主人公の行動原理が全て「仏像のため」で説明可能! 女性に優しいという描写も一応あるにはあるけど、この人基本的に「仏像奪還」以外はアウトオブ眼中です。ウィザードリィなら人間の身でありながら信仰心が20に達してるような勢い、加えて瀕死のピンチでも大仏の首と目が合った瞬間に気力と闘志がMAXに高まる仏像フェチっぷり。
アリアンロッドRPGでモンクやパラディンの攻撃力が【精神】に応じて上昇する*1のも、こういう原理だったのか!……と、思わず納得しちゃいました(笑)。
現地協力者のオッサン(出家を嫌がって村を飛び出し、堕落けた暮らしをしてた人)が、改心したのに結局死んじゃう辺りも容赦ないなあ。ウルトラマン映画のハヌマーンを思い出しました。

*1:パラディンの方はエラッタ発動前の話だけど。