アリアンロッド「#紫色の星々」第6回・「忘却の町」オンセログを掲載しました。

http://nozomism.hp.infoseek.co.jp/Arianrhod/OnLineQuest/20060205_PurpleStars06.html


7ヶ月ぶりのキャンペーンGMということで色々不安はあったものの、どうにか無事に終了。案ずるより何とやらですね。PL/GM双方が互いのやりたいことを汲んで話を補い合うようにすれば、そう不味いことにはならないんだなあ……と再確認したセッションでした。
ログを見直してみると、プレイ中に物凄い勢いでシナリオが書き換わっているのが一目瞭然。具体的には「勧善懲悪路線の強化*1」「ドラマ的に納得いく結末を出すために”推理パート”を軌道修正*2」「クライマックス戦闘が若干物足りない&ライバルNPCとの対決案が出たので、急遽ボス戦を追加*3」等等。そして極めつけが「ノリだけで転身してしまったボスキャラ(笑)」*4
下手すればネタバレ会話だけで1セッション作れそうなほど、伏線も溜まってますね。思わせぶりな発言ばかりでまたもや真相提示を先送りにしたのは、ちょっと後悔*5。早く次のセッションがやりたい……。

*1:PLの反応を見て、憎まれ役NPCをどんどん「わかりやすい悪党」にシフト。PL/GM双方の意志によって、対立軸が単純明快になっていくのが見てとれると思います。かなり早い段階でPC側が事後処理まで考慮して明確な方針を打ち出したおかげですね。ラノベ・ゲーム的というよりは、時代劇のノリに近いかも?

*2:GMが意図していた以外の「正解ルート」を追加。

*3:一般的には反則。なぜなら、クライマックスフェイズ宣言は「これが最後の戦闘になる」ことを意味し、PLがリソースを惜しまず派手に活躍するためなので。PCが消耗しきった後に戦闘を追加すると、泥沼のグダグダになってしまうので避けるべきでしょう。逆に、クライマックス宣言を忘れるとPCがリソースを温存して、これまた泥沼になることも。紫星の#3−1は期せずしてそうなってしまった例で、前後編分割を決めた時点でVSアリス戦を「クライマックスフェイズ」扱いしても良かったと思います

*4:どう見ても性転換です。本当にありがとうございました。

*5:特にPC側の「取引」とNPC・アルスの素性に関して、あまりにも説明不足。