Time is Money

「時間のムダを極力省きつつ満足度の高いセッションを実現するには?」という命題について。
よそ様のオンセログを何本か読んでみたところ、キャラ同士の絡みや濃いストーリーを追求すれば7〜8時間クラスになるケースは珍しくないようなので、ちょっと気が楽になりました。
ただそれが”常識”とも限らないわけで、例えばうちの【コロッセオン】みたいに1セッション3〜4時間という制約が付く場合は取捨選択も必要になります。どんな要素を優先するかについてGMとPLで意志疎通ができていなければ、まるっきり方向性が食い違って互いに不満を残す場合もあるから難しいところです。

……みたいなことを考えていた時、たまたまメン簿スレオンセログまとめページにアップされていたアリアンロッド「キセキの箱」(GM稲荷氏)を読んでみたら仰天。自分も悩んでいた「オンセ環境で”連戦による消耗”をダレずに表現するには?」という問題意識と共に、「”消耗表”のダイスロールで戦闘処理抜きにリソースを削る」というスマートな解決策が提示されているじゃないですか! なかなか使えそうな手法なので、次回セッションに取り入れてみます♪

それにしてもGM稲荷氏のマスタリング手腕や引き出しの豊富さ、旺盛なチャレンジ精神には驚きっぱなしです。「キセキの箱」といい「神託の天塔」といい今週末に開催される『荒野を駆けろ!! ( Run in the wilderness )』 といい、毎回のようにカラーの違う魅力的なシナリオを提示していて。「そのシナリオでやりたいテーマを前もってプレイヤーに明示し、キャラメイクにも反映してもらう」という運営方法は効果覿面ですね。
今度の『荒野を駆けろ!!』はモロにSBRスティール・ボール・ラン)っぽくて、予告を読んでるだけで血が滾ります。某所で言及されてた「パーティーハンドアウト(PC全員に個別導入を行う手間を省き、ハンドアウトの簡便さだけを活かした処理テク)」までさりげなく使ってるし。自分も参加してみたかったけど、セッション日がオゼロンの第3回と被ってるので断念。。。陰ながら応援しつつ、自分たちも頑張りますー。